世界中の富裕層が集まる中東の最先端の国、ドバイ。
ドバイは経済成長率が7.6%と先進国の中でも高水準の成長を遂げています。
そんなドバイにて、不動産投資を検討している事業者の方もいることでしょう。
ドバイで不動産投資を行うためには、ドバイの商慣習や市場をよく知る必要があります。
そこで今回は、ドバイの商習慣について詳しく紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
日本の事業者にありがちな悩みとは?〜不動産投資編〜

日本で事業を行なっている方で、不動産に興味を持っている方もいることでしょう。
また、既に日本で不動産事業を展開している方もいるはずです。
しかし、今の日本で投資をするといっても大したリターンがないということは、事業をしている方であれば誰しもが思っているところです。
以下では、そんな不動産投資を行う際の悩みや問題点についてまずは究明していきます。
不動産投資における悩み:税金
日本の事業者で、不動産事業を行なっている方のほとんどが、税金に悩まされています。
現在日本では不動産事業を運営するためにはさまざまな税金が必要です。
たとえば、以下は皆さんもよくご覧になる税金です。
- 固定資産税:不動産の所有者は固定資産税を支払う必要がある。地方自治体が不動産の評価額に基づいて、所有者に請求される。
- 地方税(住民税・事業税)
- 住民税:不動産の所有者は住民税を徴収する必要がある。地方自治体の優遇に不動産の評価額を乗じて計算される。
- 事業税:不動産投資が事業として認められる場合、不動産投資に関連する結果に対して事業税が認められる場合がある。
- 免許登録税:不動産の売買契約を締結する際には免許登録税が認められる。売買価格に対して一定の割合が認められる。
- 印紙税: 不動産に関連する契約書や譲渡証明書には、一定の金額の印紙税が必要。
- 家賃収入:不動産を賃貸に出して得た収入には得られる税が金銭対象となる。収入から経費(修繕費や管理費など)を差し引いた金額が金銭対象となる。
- 譲渡結果:不動産を売却した際の利益には譲渡得税がかわる。 売却価格から取得または売却費用を差し引いた金額が金銭対象となる。
上述の通り、事業者にはさまざまな不動産にまつわる税金が課されており、利益が上がったとしても半分以上が税金として徴取される仕組みなのです。
不動産投資における悩み:市場の縮小
日本では経済成長はおろか、人口減少や緊縮財政などによって不動産市場そのものが縮小傾向にあります。
実際に1990年から2020年にかけて、日本の不動産会社は大幅に減少し、市場は今も不安定です。
「将来性のない市場で事業を行うことほど馬鹿らしいことはない」と多くの事業者は思っていることでしょう。
昔は稼ぎがあった不動産会社も、今ではジリ貧のところも多いのが現状です。
不動産投資における悩み:買い手・借り手がいない
不動産事業というものは、不動産を購入する人や借りる人がいて成り立つ事業です。
しかし、現在の日本ではそもそも不動産を購入する人や借りる人が減少傾向にあります。
さらに、収益の少ない安いアパートや借り物件が人気で、売上も伸びにくい現状です。
優良な買い手、借り手がいないため、事業が円滑に進まないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
ドバイの不動産市場全体のお話

さて、前章では日本の不動産市場の現状について紹介をしました。
日本の不動産市場は非常に厳しいもので、このまま日本で事業を行なっていても歩留まりが悪いことは明白です。
では、海外に目を向けてみましょう。
今世界で一番注目を集めているドバイでは、不動産市場がどのように変化しているのでしょうか?
以下では、ドバイでの不動産市場の現状について紹介します。
ドバイで不動産事業が人気?
世界中から最先端の企業が集まるドバイですが、ドバイの不動産市場は現在非常に人気です。
ドバイの不動産市場が人気な理由は至ってシンプルで、それは税制にあります。
ドバイでは、企業の法人税を0%にして、世界中の富裕層を集めているのです。
オンラインで仕事ができる時代に、高い税金を払ってその国に滞在する必要はありませんよね。
そのため多くの企業がドバイに移住を果たしているのです。
事業者が次々とドバイに参入しているため、オフィスや住宅の価値が高まっています。
さらに、ドバイは世界でも有数の観光立国です。
観光立国であるため、ショートタイムレントなどの観光施設の利回りが非常に高くなります。
また、観光地周りの不動産には安定した需要があり、投資用の不動産として人気が高くなるのです。
ドバイでの不動産の実態
ドバイで不動産事業が人気ということはわかっても、その実態については知らない方も多いです。
実は、ドバイの不動産の運営は大元が全て国営企業です。
国が不動産の権利や運営を牛耳っているため、安定した不動産の需要を国が創出できます。
たとえば以下のスキームで、国は不動産事業を活性化させています。
- 不動産が売れる
- 国に収益が入るのでそれを原資に都市開発を行いより魅力的にする
- より観光客が集まり利回りが安定する
さらに、ドバイは王政国家であるため、開発のスピード感が非常に速いです。
世界一のショッピングモールやタワーを、短期間で完成させるほどのパワーを持った国が不動産事業を安定させているのです。
ドバイの不動産の買い方(借り方)とは?

ドバイで不動産投資をするのがおすすめである理由については、大方理解できたところでしょう。
では、ドバイで実際に不動産を買う(借りる)場合はどのような手続きを踏む必要があるのでしょうか?
以下では、ドバイで不動産を買う(借りる)方法について紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
ドバイ不動産の商慣習とは?
初めに、ドバイで不動産売買を行う前に、現地の商慣習について知る必要があります。
商慣習を知らなければ現地で不動産を売買できないですよね。
ドバイは、業界風習で売り手からは基本的に手数料は取りません。
基本は買い手から売買金額4%〜 5%を徴収します。
日本では両手持ちと言って売り手、買い手からそれぞれ3%づつ徴収しますがドバイは違うのです。
また賃貸の場合は家賃の2ヶ月 – 1ヶ月分を手数料としてもらいます。
またホテルアパートメントなのか、それとも住宅なのか、オーナー直なのかで料金も変わります。
不動産会社から購入する場合は、政府が指定した賃貸契約書、または売買契約書があるのでそれにのみサインをしましょう。
それ以外のサインを求められたら、信頼のおけるエージェントなどに一度相談するのが無難です。
ドバイで物件を賃貸(賃借)したい場合は?
まずは、ドバイで不動産賃貸事業を行いたい方に向けて賃貸の方法を紹介します。
ドバイでの賃貸契約は年間一括払いまたは最低でも半年払いです。
賃貸契約を行うためには、賃貸契約書や※EJARIを発行する必要があります。
近年は、節税目的でドバイに移住する方もいるので、そのような方には数年間の居住を見繕ってあげましょう。
節税をするには、最低数年間ドバイに居住する必要があるからです。
※(不動産規制庁によって開始されたオンライン登録システム)
ドバイの不動産購入の相場と購入の流れ

ドバイでの人気エリアは、DOWN TOWNと呼ばれるエリアです。
ブルジュハリファの周辺を指しており、写真のような海沿いのきれいな街で、人気を集めています。
人気エリアDOWN TOWNの相場を例に、不動産を購入する際の相場と、購入の流れを解説します。
賃貸の場合
賃貸の場合の相場は、1LDKで30万円/月ほどです。
一方、海の目の前に位置する物件などはDOWN TOWNの中でも特に人気で、プレミアプライスがついて50万円/月ほどの金額です。
賃貸の場合の不動産購入の流れは以下です。
| 1:賃貸契約書の作成 | 行政指定のフォーマットに従って作成し、契約内容をしっかり確認しましょう |
| 2:契約金の振り込み | オーナーの口座と物件を仲介したエージェントそれぞれに手数料を支払います |
| 3:鍵の受け渡しと入居前の点検 | 受け取った鍵の数と入居前の物件の傷を必ず確認し、必要に応じて記録しましょう |
| 4:Ejari登録(約500AED=約2万円) | 政府のオンライン登録システムで、街の中にあるノータリーオフィスで手続きを行います(2時間ほど) |
| 5:EMPOWERの契約 | 電気・水道などのライフライン契約がオンラインで可能です |
| 6:インターネット回線の契約 | ネット回線工事の立ち会いが必要です |
なお、契約金については、家賃の1カ月分が相場ですが、高額物件を賃貸する場合は家賃の5%に設定されている場合もあります。
契約の流れで、特に気を付けるべきなのは賃貸契約書の作成です。
契約の中には、「退去時の補償金1カ月」などの文言が書かれているケースもあり、退去時に支払いが発生するリスクがあります。
他にも、EjariやEMPOWERの登録の際、名義をオーナーから購入者であるあなた自身に変更する必要もあるので覚えておきましょう。
購入の場合
続いて不動産を購入する場合です。
不動産を購入する場合、購入価格の4%の支払いが相場です。
不動産の売却が完了した後も2%ほどの支払いが発生することもあります。
不動産を購入する流れとしては、いくつかパターンがあるので、それを紹介します。
OFF PLANの場合
OFF PLANとは、完成前の不動産を前もって購入することです。
購入の流れはいくつかあります。
頭金として購入価格の20%を支払い、その後3カ月ごとに20%を支払うなどが主流です。
不動産の相場よりも16%ほど安く購入できるメリットがあるものの、完成前のため、途中で工事がストップしたり、当初のデザインから大幅に変更するなどのリスクがあります。
デベロッパーから直接購入
建物を建設した会社(デベロッパー)から直接購入する方法もあります。
通常の通貨払いに加え、ドバイでは不動産購入に仮想通貨が使えるというのも大きな特徴です。
直接購入の場合、OFF PLANのような建設ストップのリスクがないことがメリットです。
一方、直接購入の場合は、OFF PLANの段階で投資家がすでに購入していることも多く、売れ残りを買わされるリスクがあります。
セカンドハンド物件の場合
セカンドハンド物件とは、OFF PLANの物件が完成し、市場に売りに出された物件のことです。
デベロッパーからの直接購入と同様、工事のストップやデザイン変更などのリスクがないことがメリットです。
デメリットとしては、オーナーから直接購入することになるため、一括払いがほとんどという点が挙げられます。
銀行ローンでの支払いも可能ですが、手続きが複雑です。
不動産購入には、さまざまな方法がありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。
個人で購入することも可能ではありますが、複雑な手続きをしなければならなかったり、意味不明な支払いを要求され、気づかないうちに損をする可能性も十分あります。
ドバイで不動産購入を検討しているものの不安な方は一度エージェントに相談することを強くおすすめします。
ドバイの不動産購入を検討している方で、不動産の維持などに興味がある方もいることでしょう。
不動産を維持するためには、日本では固定資産税や住民税などを支払う必要がありますが、ドバイにはこれらの税金がありません。
また、水道光熱費はオンライン決済が可能なため、現地にいなくても不動産を管理できます。
現地の不動産管理会社を利用すれば清掃や警備も可能なので、利用するのも手でしょう。
まとめ
今回は、ドバイの不動産について紹介をしました。
ドバイで不動産投資をしたい方は、ぜひ現地で不動産を経営しているエージェントなどに相談をしてみましょう。
ドバイは経済成長6.7%と脅威の成長を見せている先進国です。
成長都市に投資をして、満足のいくリターンを獲得しましょう!
また、ドバイのエージェントに関しては以下で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ドバイへ安全に移住し、不動産を購入するにはエージェントの存在が必要不可欠です。
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